今年のG8サミットは、2008年7月に北海道洞爺湖で開催されました。
このG8サミットと同じように、世界の宗教指導者達も「G8 宗教指導者サミット」を以前から主催してきました。今までに宗教会議では地球温暖化、宗教民族紛争、地域別経済バランスなどの課題について討論し、その総括を成果としてG8サミットの各国首脳に提言してきたのです。
今年の「G8宗教指導者サミット」は、2008年6月27日から29日まで大阪・京都で挙行されました。本サミットの実行役員は佛光山日本総長・国際佛光会秘書長の慈容法師が顧問として担い、佛光山本栖寺住職の満潤法師もサミット運営役員を務めました。協賛として環境省と関西UN協会等の支援を受ける中、30以上の宗教団体、イギリス国教大主教や聖ローマ教会の枢機卿、元アイルランド大統領、カンボジア柬埔寨樞密院議員、及びエジプトのイスラム教最高指導者顧問などのゲストが出席しました。今大会主要テーマの「地球と共生」をもとに、『自然と共生』『民族間の融合や共生』『アフリカの貧困問題』という3つの議題に分けて討論しました。宗教指導者等による討論の成果や解決策を宣言し総括したものをG8サミットにも提言する予定です。

G8 宗教指導者サミット(2008年6月、左端は大阪府の橋下徹知事)
「G8 宗教指導者サミット」の初日は、慈容法師と各国の宗教指導者が共に開幕式を挙げ、日本伝統文化の雅楽で世界各地の貴賓を暖かく歓迎しました。続いて、各議題における討論会を開始、佛光山の滿潤法師と覺勝法師は議題『民族間の融合や共生』に参加しました。会議中、イギリス駐在のヒンズー教常務兼総書記Dr.Anil Bhanot氏は、インドとパキスタンの例に触れました。ヒンズー教は多神教主義の反面、イスラム教は単一神主義である。両国間に戦争や種族衝 突がしばしばあったが、両国の共通点は神への信仰であるため、神の誘導のもと民族間の融合が促進されると述べられました。
パレスチナイスラム教基金会会長Iman Ibrahim Shamseddine氏は、パレスチナでは長い間、宗教間衝突で苦しんできたが、原因は宗教問題ではなく人的行為の結果で、人々の心が変われば戦争の苦しみは免れると述べられました。各グループ討論の後、主催者側は日本仏教会会長の松長有慶氏を招いて盛大な歓迎パーティーを開催、出席された各国の宗教指導者達は各国の伝統的な宗教衣装で会合に臨み、歴史的な一時を分かち合いました。
佛光山国際学術会議
- 国際禅学会議
(テーマ:『六祖壇経』の宗教と文化の探求、1989年1月8〜11日、場所:佛光山寺) - 佛光山仏教学術会議
(テーマ:人間仏教、1990年1月1〜3日、場所:佛光山叢林学院)) - 佛光山国際仏教学術会議
(テーマ:現代仏教、1990年12月25〜29日、場所:佛光山寺) - 佛光山仏教青年学術会議
(テーマ:仏教の現代化について、1991年1月1〜5日、場所:佛光山寺) - 佛光山仏教青年学術会議
(テーマ:人間浄土の実践、1992年1月25〜26日、場所:佛光山寺) - 佛光山国際禅学会議
(テーマ:宋代禅学研究討論会、1992年5月13〜16日、場所:佛光山アメリカ西来寺) - 佛光山国際仏教学術会議
(テーマ:中国仏教の源、1993年1月3〜6日、場所:佛光山アメリカ西来寺)
佛光大学国際学術会議
- 仏教現代化研修会
(テーマ:仏教現代化について、1995年10月10〜13日、場所:佛光山台北道場) - 文学学
(テーマ:中国語について、1995年6月3〜4日、場所:佛光山台北道場)

